技術分野

固有技術を進化・融合させ、新たな「価値」ある電子部品を創出し続けます。

アルプス電気は長年培ってきた「メカトロニクス技術」を独自に進化させると共に、機能デバイスの開発を支える「プロセス技術」や最適な材料を開発・選択する「マテリアル技術」を進化・融合させることで、マーケットニーズや環境変化を捉え、他社の追従を許さない、唯一無二の「価値」ある製品を創出し続けています。

 
 
 
 
 
 
 
 

技術の深化

EMCとアンテナの評価技術を集約。高度な技術力と評価システムでさらなる深化へ。

 アルプス電気のEMC評価センターでは、小型から大型まで5つの電波暗室施設を有し、車載機器から民生機器までのEMCとアンテナ性能の測定・評価を幅広く行っています。
 求められる開発スピードと各種EMC規格・規制に応えるため、1996年より評価施設の充実を図り、2011年から古川工場(宮城県大崎市)に10m法、3m法のEMC電波暗室と中型、小型のアンテナ系電波暗室を新たに建設し、業界有数の評価機能を持つEMC評価センターを立ち上げました。
 アルプス電気では、評価センターと製品開発部門を隣接させることで、これら評価システムの機能を最大限に発揮させ、開発から評価、生産までのスピードアップを図るとともに、各種EMC規格・規制への対応を通じ製品の信頼性を向上しています。

EMC-Electromagnetic Compatibility

技術の融合

革新を重ねてきた固有技術に光学・薄膜プロセス加工の先端技術が融合。

 画面に触れることで、機器の操作を可能にするタッチパネルデバイス、その接触位置の検知 にはさまざまな方式があり、アルプス電気では主に2種類の製品を開発・製造しています。 パネル上下層が接触し通電することで位置を検出する「抵抗膜式」は、ボリューム等の開発で 培った技術を背景に、プラスチック基板に電極を転写し成膜する厚膜プロセス技術を融合。 結果、通常はプラスチック─フィルム─フィルムの三層構造が必要なものに対し、フィルム とプラスチックの2層構造化に成功。これにより、高い透過率によるクリアな画質と光学技術で 光の干渉を抑えた高品質な製品を市場に送り出しています。
 指先と導電膜との間で生じる静電容量の変化を捉えて位置を検出する「静電容量式」には、 これまでタッチパッド開発を通じ培ってきた、静電検出技術が息づいています。 “薄い・軽い・ 割れない” タッチパネルデバイスのために、基板には一般的なガラスではなく、フィルムを 使用。また、当社独自の薄膜プロセス技術やフォトリソ技術を活かし、量産品としてはトップ クラスとなる50μmピッチの電極パターン転写を実現。これによりフィルム製品としては、他に 類を見ない狭額縁を可能にしています。また、高いクリーン度を有する製造設備と徹底的な ゴミの発生源排除により、安定した品質を保つなど、タッチパネルデバイスはアルプス電気の 技術の総合力を示す代表的な製品です。

※2011年8月現在、当社調べ