個の尊重

グローバルな人材活用

新任マネージャーに対する環境教育

活力ある組織は、自立した個人の尊重、情熱を持って働ける環境づくりから始まります。創業以来大切にしてきた“人に賭ける”という哲学を普遍的なものとして、各国・地域の文化、慣習の違いなどに配慮し、アルプス電気グローバル全体での労働環境の向上を図っています。



人事制度

アルプス電気の社員制度は、経営姿勢の一つである「個の尊重」に立脚し、「人間性尊重」「集団精鋭」「自己啓発」を理念として構成されています。
具体的には、複数のコースを持つ職群別資格制度として、一人ひとりの適性・能力・意欲に応じた働き方を実現しています。
また、仕事の種類や求められる役割のレベルごとに期待される成果・能力などを明確にし、これを評価や能力開発上の基準としています。社員はこれに基づき業務上・能力開発上の目標を設定したうえで、業務遂行をしています。
能力開発については、中期的なキャリアデザインを行う「自己申告」や1年ごとの業務上・能力開発上の目標を設定する「目標管理」を中核となる取り組みとし、そこで描いたキャリアデザインを実現する為のサポートとして各種研修や自己啓発支援などを行っています。
評価・処遇については、目標管理で定めた目標の達成度合いなど、つまり潜在能力よりも発揮能力(業績)を重視した評価・処遇を行っています。
これらの社員制度の仕組みを通して、一人ひとりがより高いレベルの仕事に挑戦し、互いに切磋琢磨することで、社外でも通用するプロとして自立し、その結果としての集団精鋭を目指しています。



制度改定を通じて、働きがいのある会社づくりを推進しています

佐々木市郎

本社
人事総務部

小松 和規

社員制度を策定する事務局メンバーとして、働きがいを感じられる会社づくりを推進しています。「一人ひとりが意欲的に仕事をするには?」「個々 の力を結束させチーム力を高めるには?」などの課題をメンバー全員で検討し、2008年3月には社員制度を一部改定しました。社員制度は、あくまでも働きがいを見つけるためのサポート役です。一人ひとりが自ら夢や目標をもって行動できるように、今後は改定した制度を浸透させながら、ライフキャリアデザインへの支援充実にも取り組んでいきます。



グローバルな人材活用への取り組み

ビジネスのグローバル化に伴って、社員の活躍の場もボーダーレスに拡大しています。日本国内だけではなく、海外現地法人に勤務する社員を含め、グローバルな視点で人材育成・人材活用を図っています。
現在は、海外現地法人の幹部となりえる人材の育成を目的とした日本への出向制度(アルプス日本勤務制度)や海外の新卒者採用制度(IAP制度)、海外の大学からのインターンシップ生受け入れを推進し、人材面でのグローバル化に取り組んでいます。また人事課題についても、海外拠点と方向性をあわせて人材マネジメントを行うため、「グローバル人事会議」を実施しました。これらの活動を通じ、グローバルベースでの「より働き甲斐のある会社の実現」に向け、環境整備に取り組んでいます。



アルプス日本勤務制度

2006年10月から、グローバルレベルでの人材活用施策の一環として、海外現地法人幹部人材の育成を目的とした「アルプス日本勤務制度」をスタートさせました。プログラム参加者は2年間アルプス日本で業務に従事し、その過程でリーダーとして不可欠な当社グループの独自の企業文化(アルプスイズム)を体得します。2007年度は中国・ドイツ・マレーシア・韓国から選抜された海外現地法人社員が来日しました。2007年度末時点で、合計13名が日本で勤務しています。



日本の日本企業文化を共有し、コミュニケーションを促進します

佐々木市郎

車載電装事業部
チェコプロジェクト

Milan Cisár
ミラン ツィサール

2007年4月より、「アルプス日本勤務制度」を利用してアルプス・チェコから出向し、日本で働いています。日本で働いてみて、日本と海外でのコミュニケーション問題の原因が分かってきました。時に互いの要求や返答がすれ違うのは、相手の働き方や文化への理解が不足しているからです。当初の出向目的は日本のマネジメント手法を学ぶことでしたが、今は日本の人たちの働き方や考え方をアルプス・チェコの人たちに伝えることこそが、使命だと感じています。この経験を国境を越えたコミュニケーション推進に役立てていきます。



グローバルな人材活用―IAP制度

「IAP(International Associates Program)制度」は、海外の新卒者を採用する制度です。1989年、人材のグローバル化を促進するため、アイルランド政府が実施していた「アイリッシュ・トレーニー制度」に沿って、アイルランドの新卒者を採用したのが始まりです。2005年度以降は、アルプス電気の制度として各海外現地法人と連携して他国に展開しており、現在はフランスやドイツ、アメリカからの採用も行うなど、拡大してきました。

採用された方には、日本で2年間のプログラムが組まれます。プログラム終了後も、多数が日本あるいは海外のアルプス電気グループで継続勤務しています。

2007年度末時点では、各国から来日した15名がプログラムに参加しています。2008年度は採用国をもっと広げ、更に制度の拡充を図っていきます。



常にアンテナを張り、異文化理解を深めています

佐々木市郎

本社
グローバル人事部

Jiří Kárský
イジー カールスキー

IAP制度を利用し、2007 年10月にチェコから来日しました。現在はグローバル人事部に所属し、グローバル人事課題に取り組んでいます。採用業務なども担当しており、大学訪問や学生向けの会社説明会運営も経験しました。日々の業務を通じて、日本語能力の向上や、文化・業務に対する理解の深まりを実感でき、毎日がとても充実しています。このプログラムへ参加するチャンスを得たことに感謝すると同時に、今後も多くの人たちに貴重な経験の場が与えられることを期待しています。



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