公正な経営
リスクマネジメント
アルプス電気では、CSR委員会の傘下に危機管理部会を設置し、リスクマネジメントを推進しています。主に地震や火災などの災害発生時の対応や、新型インフルエンザなどへの予防的措置を検討しています。また、BCP(事業継続計画)の策定や、各拠点の状況を踏まえた個別の危機管理マニュアルの作成指導などを行い、全社的に体系化されたリスク管理体制の整備を進めています。
BCPの策定・進捗状況
BCM(事業継続マネジメント)
アルプス電気では、リスクマネジメントを重要な経営課題の一つとして捉え、BCM(事業継続マネジメント)の観点で取り組んでいます。
具体的には、地震や火災などの災害が発生した際に、事業を中断させる恐れのあるリスクを特定し、事業への影響度を検証します。この結果に基づいて、優先的に対応が必要なリスクを抽出し、予防・防護・復旧対策を設け、負荷の最小化を図るBCP(事業継続計画)を策定します。BCPは定期的に有効性を分析し、必要があれば修正を加えていきます。
2007年度は、リスクが特定された製品群に対して試験的にBCPを策定しました。今後はその有効性を評価したうえで、他の製品群にも展開し、最終的には全社共通の「BCP基本方針書」を策定します。
地震への対策
棚にベルトを取り付け、備品の飛び出しを防止
金具を使って設備を床に固定
当社はこれまでに、宮城県沖(2002年11月)、宮城県三陸南(2003年5月)、新潟県中越(2004年10月)、そして2007年7月の新潟中越沖と、震度6~7レベルの大規模地震を経験しています。
これらの被災経験より、すべての国内製造拠点において、大型設備の床への固定やオープン棚からの落下防止等の防護対策を徹底し、「危機管理マニュアル」を都度見直してきました。2004年の新潟中越地震では生産復旧までに10日間を要していましたが、これらの取り組みを進めたことで、2007年の中越沖地震被災時には、1日で復旧・生産開始という成果がでています。
今後もより万全な防護・復旧体制づくりに注力していきます。