価値の追究

美しい電子部品の追究

アルプス電気は「美しい電子部品を究める」ことを通じて、人と社会を豊かに、そして便利にする新しい価値を追究しています。 私たちの暮らしに欠かせないものとなっている電気・電子機器。その高性能化、多機能化、コンパクト化を支えているのが、機械の内側でさまざまな役割を担う電子部品です。アルプス電気の電子部品は、自動車や家電製品、携帯電話、パソコン、プリンタ、ゲーム機など、あらゆる商品に搭載され、利便性と安全性を両立した豊かな暮らしづくりに貢献しています。

美しい電子部品とは

お客様のニーズに応える製品の開発

普段何げなく使用している携帯電話の操作ボタンに、「コンタクトシート™」が使われています。携帯電話は、ほこりの多い場所や雨の中など、スイッチにとって非常に過酷な場所でも使用されます。また、納入先のお客様の組立工程でセット基板に装着されて、初めてスイッチとなるため、私たちが管理しえない工程で不具合となる可能性があります。こうした課題を解決するために、メタルコンタクトの中央部分に3点の突起を設けた接点構造とし、ゴミが原因で接触不具合になる確率を低減したほか、2枚シート構成にすることで、メタルコンタクト挿入孔間をエアの流通孔でつないで接点を外気から遮断し、外部からのゴミの浸入を防ぎました。この高い製品信頼性が認められ、現在では全世界の約30%のシェアを確保しています。

携帯電話は限られたバッテリーでカメラやワンセグTVなど多くの機能を賄うため、更なる低消費電力化が求められます。LEDを従来の12個程度から2~4 個に減らしても、従来と同等以上の照光性能を実現した「ライトガイド機能付きコンタクトシート™」の開発が完了し、注目を集めています。

美しい電子部品を生み出す技術開発

ライトガイド機能付きコンタクトシート

ライトガイド機能付きコンタクトシート™


「誰もが使いやすい製品」を開発しています

福井 洋文

事業開発本部
第5プロジェクト

福井 洋文

アルプス電気が培ってきた磁気センサ技術と、高精度・高密度実装技術を融合させて、地磁気センサの開発を行っています。営業担当と技術担当が議論を重ね、決定した開発コンセプトは「セット製品の基板に実装しやすく、エンドユーザーが使いやすい地磁気センサ」。独自の処理手順を開発することにより、傾斜させても方位が狂わない地磁気検知が可能で、調整も簡単な製品が実現しました。今後もアルプス電気ならではの技術を生かし、世界中のお客様に喜んで頂ける製品開発に挑戦していきます。

新たな価値創造に向け、お客様の声を聞く

新たな価値を創造するためには、まずはアルプス電気の技術を必要としているお客様の声に耳を傾け、ニーズとシーズを的確に知ることが重要です。その機会を得るための取り組みの一つとして、アルプス電気は電子部品関連の展示会「CEATEC JAPAN」に出展しています。

2007 年度の展示テーマは「SENSORING™」。SENSORING™とは、「今後注力していくセンサ事業を通じて、お客様に新しい価値を提供し、その輪を一層広げていく」という想いをこめた造語です。このキーワードを軸に「aFオーダー容量検出技術」などの先端技術や、新製品を含む150以上もの製品を紹 介しました。CEATEC JAPANの総来場者数は20万人を超え、数多くの貴重な声を聞けたと同時に、当社のコア技術や製品の価値を広く伝えることができました。この場で得た情報やつながりを今後の製品開発に生かし、更なる価値の創造に取り組んでいきます。



ALPS SHOW

写真(左)展示台を活用し、社員が「BluetoothTMモジュール」について詳しく説明

写真(中央)「aFオーダー容量検出技術」を実際に体験できるデモ展示台

写真(右)「aFオーダー容量検出技術」についてのプレゼンテーション


営業視点で新製品・新事業を創り出しています

十河 隆

本社
営業本部

十河 隆

営業本部では、毎日の活動からつかんだビジネス・アイデアを社内提案する仕組みを作り、有望な提案を事業部と一緒に開発プログラムとして具現化させています。新規の技術提案や、複数事業部を跨るような提案は、「MC(マーケティング・コミッティー)」という営業本部の事業戦略決定機関で審議し、営業本部全体としての方針を決定して進めます。2007年度は目標提案件数の1,000件を達成できそうです。これからも事業部、国境を越えて、新規ビジネスを継続的に創り出していきます。

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