トップメッセージ

写真:代表取締役社長 片岡政隆

株主の皆様には、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

2007年の世界経済は、原油をはじめとする原材料価格の高騰や、米国のサブプライム問題に端を発した金融市場の混乱などの大変厳しい局面がありましたが、BRICs諸国においては高い成長が続き、また欧州諸国の経済も底堅く推移致しました。我が国経済は、年度前半には好調な輸出や為替の円安に支えられて企業業績が堅調に推移し、個人消費も概ね底堅く、景気は緩やかながらも回復基調を持続しました。しかし年末には、金融市場の混乱に加え、急激に円高・株安が進み、一転して外部環境は厳しさを増してきました。その状況は現在も継続しており、今暫くの間は、それらの動向を注視していくことが必要ではないかと考えております。

当エレクトロニクス業界におきましては、原油・原材料価格の高騰などの大きなマイナス要因はありましたが、デジタル技術を利用した各種製品が世界的に普及し、新興国における薄型テレビやパソコン、携帯電話などの裾野が拡大するとともに、これらデジタル製品の普及を背景として半導体や電子部品の需要が拡大しました。また、自動車や医療機器などの新しい分野においてもデジタル化や電子化が伸展しており、特に自動車用関連部品は好調に推移しました。

当社グループの2008年3月期の連結売上高は、電子部品事業につきましては、オート(車載)・モバイル(携帯)・ホーム(家電)市場を切り口として、積極的な受注・拡販活動を行ってまいりました。なかでもHDD(ハードディスクドライブ)用ヘッドの生産終息に伴い、磁気デバイス事業の売上高が大幅な減少となりましたが、他の4つの事業がそのマイナス分を補い、前年比、若干の減収で終えることができました。なお、グループ各社を含めた連結売上高につきましても、若干ながら減収となりました。

当社は「人と地球に喜ばれる新たな価値を創造する」ことを通じて、環境にも配慮しつつ、世界のエレクトロニクス市場に向け事業をグローバルに展開してまいります。また、快適で豊かな暮らしの実現に貢献していくとともに、「美しい電子部品を究める」という考えのもと、外観だけでなく、価格や機能、品質のバランスが取れている優れた電子部品を提供し続けてまいります。

 現在、拡販活動を進めているセンサ・オプト製品をはじめとした主力製品をもとに、新市場の開拓や新製品の創出を全社レベルで注力するとともに、生産革新をはじめとした経営の効率性を高め、更なる規模の拡大と収益の向上を目指してまいります。

株主の皆様には、今後ともより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2008年6月

サイン:代表取締役社長 片岡政隆

 

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