総合電子部品メーカーであるアルプス電気は、「ものづくり」のすばらしさや技術を次世代に伝承することは、製造を営みとする企業の重要な責任だと考えています。当社は、国内外製造拠点で地域の子供や学生を対象に工場見学、職場体験や、ものづくり教室を定期的に開催しています。ここでは、2007年に行った取り組みの一部をご紹介します。
通信デバイス事業部相馬工場(福島県相馬市)では、11月14日、69人の原町第2小学校5年生を受け入れ、工場見学を行いました。実際に電子部品を作っている製造ラインで機械化や製品の品質管理について説明をし、ものを作り上げるテクロノジーを実感してもいました。また、工場内でのごみ分別場を見てもらいながら、リサイクルの大切さや工場の環境活動についても説明を行いました。
同工場では9月22日にも、ものづくりを通じて社員や地域の親子の触れ合いを深めながらエレクトロニクス産業へ興味を持ってもらうことを狙いに、33組約80人の親子が参加した「夢工房―わくわく親子体験教室」を開催しました。製造設備が実際に動いているところを見学したり、工作教室では工具を使いながら親子でラジオ等を作ったりし、楽しい1日となりました。
コンポーネント事業部涌谷工場(宮城県遠田郡)では、涌谷中学校の「働くこととは、また、ものづくりとはどういうものか」を学ぶ総合学習に協力し、9月19日~20日の二日間、10人の2年生を受け入れました。工場見学、電子ロボット作りや、当社製品の実際の組み立て等を体験してもらいました。
アルプス・UK(イギリス)では製造業の就業率の低下に歯止めをかける一助とすべく、9月18日に中学生12人を招待し、ものづくり教室を開催しました。LEGOブロックを使ったトラックの組み立て挑戦では、直面した問題について全員で改善策を話し合い、最終的に完成させるなど、実際の製造の現場さながらの体験をしました。終了後は、参加者よりアルプス・UKでの短期インターンシップの受け入れ状況について質問もあり、製造業へ関心を抱いてもらえたことは大きな成功でした。
当社は、今後の世界を支える子供たちにものづくりの面白さを知ってもらう機会を提供し、次世代の育成と技術伝承に努めていきます。