当社は、携帯電話や小型ゲーム機向けに、VGA※1カメラモジュールとして業界最小クラスの小型・薄型化を実現した光学サイズ※2が対角1/10インチのVGAカメラモジュール「FPDJ8シリーズ」を開発、本年5月よりサンプル出荷を開始いたしました。
昨今、携帯電話は、景色や動物など通常の写真や動画を撮影するメインカメラとは別に、「自分撮り」や「テレビ電話」用のサブカメラの搭載が増えています。サブカメラの搭載位置は液晶モニタ付近である場合が多いため、カメラモジュールを実装するスペースは限られてしまいます。更に、携帯電話本体は薄型が主流であることから、サブカメラ用には小型で薄型のカメラモジュールが求められています。
本製品は、業界最小クラスの本体サイズ(縦5.0mm x 幅5.0mm x 高さ2.2mm)を実現したVGAカメラモジュールです。本製品の小型・薄型化は、筐体内部にレンズを直接取り付ける当社独自の構造としたことで実現しました。
また、業界最小クラスのサイズながら、レンズの明るさを示すF値は2.8、対角時の画角65.4°を達成。当社従来製品と同等の性能も維持しています。
更に、セット製品への接続方式は、フレキシブル基板タイプとソケットタイプを用意。また、カメラモジュールと携帯電話本体との画像データ通信には、配線数が11本のパラレル方式と、配線数が4本のシリアル方式(MIPI※3)があります。本製品は、この両配線方式に対応し、前述の接続方式と合わせ、そのバラエティによりセットメーカーの設計自由度に貢献します。
※1:VGA
Video Graphics Arrayの略で、640 x 480ドットの表示解像度。
※2:光学サイズ
ビデオカメラに使用されていた撮像管と、カメラモジュールの撮像素子との対角長の値を合わせるために、慣習的に使われている表示方法。光学サイズの1/10インチは約1.8mm。
※3:MIPI
Mobile Industry Processor Interfaceの略で、携帯電話向けインターフェースの標準化団体「MIPI Alliance」規格。

