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2009年12月10日

[製品情報]

ジャイロ機能と電子コンパス機能をワンパッケージで実現

ジャイロ機能付き3軸地磁気センサ「HSCDシリーズ」を開発、量産を開始

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当社は、携帯電話や腕時計などの小型携帯機器向けにジャイロ機能付き3軸地磁気センサ「HSCDシリーズ」を開発、2009年12月より量産を開始しました。

最近の携帯電話は、ほとんどの機種でGPSが搭載され、現在位置の表示やナビゲーション等のアプリケーション使用が可能です。また、これらの実用的な機能に加え、エンタテインメント的な機能として、スイング動作など、携帯電話本体を振ったり、傾けたりすることによって操作するモーションアプリケーションなどを付加価値として搭載した機種が増加しています。

このような機能の実現には、ユーザーが移動している方角を検知したり、携帯電話本体の傾きやその傾けた速度などを検知したりするセンサが必要になってきます。

本製品は、地磁気を3軸方向で検知することによって、電子コンパス機能に加え、角速度検出機能を付加した地磁気センサです。電子コンパス機能としては、当社独自構造の磁気素子を利用することにより、安定した方位検知精度を実現します。

また、エンタテインメント的なアプリケーションの実現には、動いた角度やその動作速度を測る角速度の検出が必要となります。それには、ジャイロセンサの使用が考えられますが、小型携帯機器に搭載するためのセンサ本体の小型化や低消費電力化に課題を残しています。

本製品は、3軸方向で検知した地磁気のデータを独自に開発したソフトウエアで処理することで、3軸での角速度検出機能、すなわちジャイロ機能を実現しています。この角速度検出機能と電子コンパス機能のワンパッケージ化により、搭載部品点数による実装面積の削減と低消費電力に貢献します。

更に、本製品は、小型携帯機器内に搭載されることを想定し、センサ素子に当社独自のシールド構造を構築することにより、外乱磁場耐性を向上させています。携帯電話などの製品では機能部品の増加と基板の小型化が進んでおり、スピーカなど磁場を発生する部品に地磁気センサは影響を受けやすい状況にありますが、独自のシールド構造により、他の部品から発生する磁場からの影響を最小限に抑えます。

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【主な特長】

●ジャイロ機能と電子コンパス機能をワンパッケージで実現

  1. 高精度磁気素子の採用により、地磁気の正確な検知が可能。
  2. 当社独自のソフトウエアを合わせることにより、角速度検知機能と電子コンパス機能をひとつの部品で両立。
  3. 独自のシールド構造により、高い外乱磁場耐性を実現。

【主な用途】

小型携帯機器でのナビゲーション機能

携帯電話などでのモーションセンシング(ゲーム、スポーツなど)

【販売計画】

サンプル価格 1000円(税込)
月産 100万個(2010年3月予定)
開発 MMP事業本部 長岡工場(新潟県長岡市)
生産 MMP事業本部 長岡工場(新潟県長岡市)

 

【主な仕様】

製品名 HSCDシリーズ
外形サイズ(W×D×H) 2.5mm×2.5mm×0.7mm
測定磁界範囲 ±0.6mT
出力分解能 0.5μT/LSB
動作温度 -20~85℃
電源電圧(アナログ) 2.5V typ.
電源電圧(デジタル) 1.8V typ.
平均消費電流(アクティブ時) 200μA max.
平均消費電流(スタンバイ時) 5μA max.

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