当社は、小型かつ薄型のセット製品向けに、薄さ0.7mmのスライドスイッチ「SSAJシリーズ」を開発、本年2月よりサンプル出荷を開始いたします。
携帯電話、デジタルカメラや小型ミュージックプレーヤなどの携帯機器の小型・薄型化に伴い、それらに搭載される部品の小型・薄型化も顕著です。中でも水平方向に操作し、電源のオンオフや操作停止(ホールド機能)を行うスライドスイッチは、セット製品の筐体の側面に取り付けられることが多く、薄型・小型化が強く求められています。
また、最近ではスマートフォンなどタッチパネルによる直感的な操作が可能な機器が増えていますが、機器の状態の識別性の向上、例えば操作がホールド状態なのかどうかを容易に視認するために、スイッチを設置するケースも増えてきています。
当社は、こうしたニーズの高まりから業界最小のスライドスイッチ(横5.5mm×縦2.5mm×高さ0.7mm)を開発。当社従来製品(SSADシリーズ、横6.7mm×縦3.2mm×高さ0.7mm)に比べ、体積及び基板占有面積で36%の削減を実現しています。
また、こうしたスイッチのように、ユーザーが直接操作する部位に組み込まれる薄型かつ小型の部品に求められることのひとつに、強度の確保が挙げられます。特に、ユーザーの操作によって力がかかる操作ノブ部分は、金属板をインサート成型し、樹脂製のノブ部分を補強することで、十分な強度を確保しています。
加えて、操作したことをユーザーの指先に確実に伝える感触が重要になってきます。しかし、こうした小型製品においては、構成する部材もより小さくなることから、適切な感触を作り出すことが難しくなります。当社は長年培った機構設計技術を用い、板ばねを利用した当社独自の構造により、1.5Nの作動力を実現。これによって適切なクリック感が生まれ、よりユーザビリティーの高い製品となっています。
なお、本製品は、鉛フリーはんだに対応しています。
※ 体積比。2010年2月1日、当社調べ


