アルプスアルパインの抵抗式ポジションセンサ

アルプスアルパインは、長年の可変抵抗器で培った材料技術、加工技術により、抵抗体を使った軽作動で高精度・長寿命なポジションセンサをご提供しています。
今回は、その抵抗式ポジションセンサの特長と検出原理についてご紹介させていただきます。

抵抗式ポジションセンサの特長

ポジションセンサには磁気式や光学式など様々な方式がありますが、抵抗式には以下のような特長があります。 これら特性を活かすことによって、他のセンサに比べ抵抗式ポジションセンサは非常に使いやすい、 コストパフォーマンスに優れたデバイスとして構成することができます。

アナログ出力のためA/Dポートに直接接続可

出力信号が電圧値であり、マイコンのA/Dポートに直接入力ができるため、特殊な変換回路が不要です。

アルプスアルパインの抵抗式ポジションセンサ

温度変化特性に優れる

抵抗式ポジションセンサでは、印加電圧(1端子-3端子間)と出力電圧(1端子-2端子間)の電圧比を出力としており、温度変化による影響が小さいため、外部温度による補正の必要はありません。

アルプスアルパインの抵抗式ポジションセンサ

外部ノイズ特性に優れる

抵抗式ポジションセンサでは、磁気センサのような外部磁気の影響をうけず、光学センサのような異物による影響も少ないです。

単独でセンシングできる

磁石やLED等他のデバイスとの組合せが必要な他のセンサと異なり、このデバイスだけでセンシングを完結できるため余分なスペースやコストをかけずに済みます。

メカニカルな位置検出

メカ的な検出のため、動作の途中で電源をオフして再度オンした時に原点復帰動作することなくオフした位置から再開できます。

抵抗式ポジションセンサの位置検出原理

抵抗式ポジションセンサは可変抵抗器と基本構造が同じです。 抵抗体上にブラシをしゅう動させることによって、分圧された電圧を取り出し、その電圧値によって位置を検出するものです。

抵抗式ポジションセンサでは、リニアリティ特性が重要となります。

リニアリティ特性とは、出力された電気信号と実機械量のズレ量(精度)を表す特性です。
この数値が良くないと機器における高い精度の位置制御が出来なくなります。

アルプスアルパインの抵抗式ポジションセンサ

リニアタイプでのリニアリティ仕様

端子1-3間に定格電圧を加え、指定基準位置B, A点での実測出力値VB, VAを結んだ直線を理想直線とし、1-3端子間への印加電圧を100%としたときの理想直線に対する偏差を%で表したものです。

アルプスアルパインの抵抗式ポジションセンサ

RDC10シリーズはこのリニアリティを±0.5%の精度で保証しています。