トップメッセージ


代表取締役社長

代表取締役社長  栗山  年弘

 当社は第8次中期経営計画2年目を迎え、車載市場では操作入力用モジュールや通信用高周波部品等、全般にわたり堅調でした。民生その他市場では、スマートフォン向け各種製品が高水準を維持し、ゲーム機向け製品も順調に伸びました。EHII向けはIoTをはじめ、さまざまな分野で提案活動を進めました。以上に加え、為替が期初想定より円安に推移したこともあり、業績は着実に拡大しました。2018年度は、直近ではスマートフォンの減速の影響を受けて厳しい中でのスタートになると予想していますが、自動車業界ではCASEと呼ばれる100年に一度の大改革が始まっており、車載製品は将来この新領域CASEにおける次の成長に備えるため各種施策を打ち、持続的な成長を目指してまいります。
 車載情報機器事業(アルパイン(株))は、昨年おかげさまで創立50周年を迎えることができました。当期は、アルパインブランドの市販製品や欧州自動車メーカー向け純正品の売上が伸長し、予想を上回る結果となりました。
 また物流事業((株)アルプス物流)では、将来の成長に向け埼玉県加須市に大型倉庫を開設し、国内輸送と保管機能を強化しました。また、海外でもネットワークの拡充や新市場の顧客開拓を進め、取扱貨物量は着実に拡大しました。
 さて、昨年7月の当社とアルパイン(株)の経営統合発表以降、その目的・効果を着実に実現するために、また顧客である自動車メーカー各社の期待に応えるために、更なる検討を進めた結果、2019年1月から事業持株会社アルプスアルパイン(株)をスタートすることとしました。人財や技術をはじめ、両社の持つ豊富な経営資源をより活用しやすくするとともに、意思決定を一層迅速化してシナジーを最大限に発揮できるものと考えております。