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「BioPh Japan 2019(バイオ医薬品向け製品・サービス展)」にて

創薬開発や疾病検査市場へ向けたアルプスアルパインのマイクロ流路ソリューションを紹介

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2019年03月08日

創薬開発や疾病検査市場へ向けたアルプスアルパインのマイクロ流路ソリューションを紹介写真

 

アルプスアルパイン 株式会社(TOKYO 6770、社長:栗山 年弘、本社:東京、以下アルプスアルパイン)は、3月18日(月)より東京ビッグサイトにて開催される「BioPh Japan 2019(バイオファーマジャパン)」へ出展します。

アルプスアルパインは、抗体医薬、バイオシミラーからペプチド・核酸などの中分子医薬、遺伝子治療等へ向けた専門展示会であるバイオファーマジャパンへ出展。これまで長年にわたり民生市場や車載市場、産業機器市場などで培った微細加工技術を応用したマイクロ流路を出品し、疾病検査市場やバイオやナノレベルの新たな創薬開発における機器の小型化および、検査工程の効率化・迅速化に貢献する当社のソリューション提案を行います。


<出展製品>

創薬開発や疾病検査市場へ向けたアルプスアルパインのマイクロ流路ソリューションを紹介

① カラム内蔵 マイクロ流路プレート“ Coluful™ ”

 本製品は、疾病検査用のLC機器注1などで使用されるカラムを内蔵したマイクロ流路プレートです。カラム材には反応面積が広いシリカモノリス注2を採用したことで、少ない検体と少ない試薬での検査が可能となり、また、低圧送液(1MPa以下)であるため、LC機器の小型化と検査の迅速化を実現。これにより、診断までの時間短縮が図れ、予防医療や早期治療などにより総医療費の低減にも貢献できます。
 さらに、本製品はプレートタイプであるため、これまで専用オペレータを配置し手動で行ってきたカラム交換の自動化にも対応可能です。
 尚、会場ではマイクロ流路プレート“Coluful™”を使用することで実現できる疾病検査用小型LC機器(PoC)を参考展示。低圧送液による検査が可能である本製品の特徴を生かし、装置部品を小型化したことで、卓上サイズに納まるコンパクトモデルです。

創薬開発や疾病検査市場へ向けたアルプスアルパインのマイクロ流路ソリューションを紹介

② マイクロ流路プレート“ Senclear™ ”

 本製品は、創薬開発のトランスレーショナルリサーチを大幅に短縮することが可能な、積層構造型のマイクロ流路プレートです。アルプスアルパイン独自の接着剤レス高強度接合プレートであるため、コンタミネーションレスと低自家蛍光を同時に実現。混合、分離、攪拌、反応場など用途に合わせた3次元の流路構成が可能となるほか、流路プレート内にC、Pt、Ag/AgCl、Ag、絶縁層、保護層など各種電極形成が可能で検出測定にも対応します。

創薬開発や疾病検査市場へ向けたアルプスアルパインのマイクロ流路ソリューションを紹介
注1)血液などの分離分析装置(LC:液体クロマトグラフィー)
注2)株式会社京都モノテックと共同開発

<ブースイメージ(東1ホール1F-06)>
創薬開発や疾病検査市場へ向けたアルプスアルパインのマイクロ流路ソリューションを紹介