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5Gモジュールの開発・生産体制の強化に向けた

米国 クアルコムとのライセンス契約締結について

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2019年09月05日

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO 6770、代表取締役社長執行役員:栗山 年弘、本社:東京、以下「アルプスアルパイン」)は、移動体通信技術および半導体の開発・設計を行うQualcomm, Inc.(以下、クアルコム社)の半導体部門会社であるQualcomm Technologies, Inc.(本社:米国 サンディエゴ、以下「クアルコムテクノロジーズ」)とクアルコム社の次世代自動車向け5Gプラットフォーム“Snapdragon™”に対応するソフトウェアライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。

 アルプスアルパインは、「超高速」「大容量」「低遅延」「多接続」「高信頼」などの特長を持ち、社会実装が本格化しつつある第5世代移動通信システム「5G」に関連する各種技術開発および製品化に取り組んでいます。特にCASE領域においては4Kをはじめとする高容量動画コンテンツの視聴やインターネットを介したオンラインサービスの利用に加え、自動運転(レベル4)の安全性確保に欠かせない交通インフラとのネットワーク通信において「5G」は重要な通信方式であると捉えています。

 アルプスアルパインは、今回のクアルコムテクノロジー社とのソフトウェアライセンス契約の締結を通して、車載用通信モジュールの製品化および複合型通信ユニットの開発・量産を強化・加速させるとともに、経営統合シナジーによる新たな製品開発へつなげていくことで、ITC101※1達成に向けた事業強化を図ってまいります。

※1 ITC101:Innovative T-shaped Company with 10% operating income margin and 1 trillion yen sales (革新的T型企業、連結で営業利益率10%・売上高1兆円の中長期達成目標)
※Qualcomm Snapdragonは、Qualcomm Technologies、Inc.またはその子会社の製品です

<クアルコムテクノロジーズについて>
 クアルコムテクノロジーズは、1985年に米国で創業したクアルコム社の半導体を手掛ける部門会社です。クアルコム社は30年以上にわたり3G、4Gおよび次世代ワイヤレステクノロジーなど、革新的な技術開発を行ってきました。現在は、5Gの開発を進めることで、自動車、コンピューティング、IoTなどに産業革命を起こすとともに、数百万ものデバイスが接続可能なインテリジェント製品の新時代を切り拓くグローバルリーディングカンパニーです。