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AI・ビッグデータの活用によるCASE・IoT領域の開発強化を見据え

東京工業大学と連携しAI・データサイエンス教育講座を社員向けに開講

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2020年02月12日

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO 6770、代表取締役社長執行役員:栗山 年弘、本社:東京、以下「アルプスアルパイン」)は、理工系総合大学である国立大学法人東京工業大学(以下「東工大」)と、昨年12月に「『応用AI・データサイエンス講座』実施にかかる合意書」を締結。本年4月よりアルプスアルパイン社員専用で同講座が開講されます。


 アルプスアルパインでは、CASE(Connected、Autonomous、Shared & Services、Electric)をはじめとした自動車業界の大変革や5G(第5世代移動通信システム)の実用化によるIoT社会の進展に対応すべく、システム・ソフトウェア開発を強化し、それらとハードウェアを融合したビジネスモデルへの転換を進めています。今後、同領域における更なる事業拡大にはAI・ビッグデータの活用が必須となり、当社エンジニアもそれに関わる知識・スキル習得が急務となっています。


 一方、東工大では、昨年12月より同大学院生向けに「データサイエンス・AI特別専門学修プログラム」のトライアル講座を開始。本年4月からの正式開講を予定しています。高度な専門知識を持つ大学院生にAI・データサイエンスの素養を身に着けさせることで、それぞれの専門分野で最先端の研究開発やその社会実装を実現できる人財の育成を目指しています。


 この度、当社は東工大が提供する高度な専門講座が当社エンジニアの育成に大きく寄与すると考え、「『応用AI・データサイエンス講座』実施にかかる合意書」を同大学と締結しました。これにより、上記の大学院生向けプログラムを当社ニーズに合わせてカスタマイズした専門プログラムが、当社社員向けに開講されます。若手エンジニアを中心に10名を募り、4月より4ヵ月間、社員研修の一環として同大学の大岡山キャンパスで実施します。受講生にはビッグデータ処理やAIプログラミング、深層学習といった基盤教育に加え、社会課題をテーマとした実践的な応用教育がなされます。


 なお、本取り組みは2020年度以降も定例化し、終講した社員の知見を社内展開することで、AIエンジニア・データサイエンスティストの更なる拡大を図るなど、社内外のリソースを活用しながらIT人財の育成を推進していきます。


東工大について

 創立から130年を越える歴史を持つ日本最高の理工系総合大学(国立大学法人)。大岡山(東京都)、すずかけ台(神奈川県)、田町(東京都)のキャンパスに学士課程約5,000人、大学院課程約5,500人の計約10,500人が就学。約1,100人の教員と約600人の職員が学生の教育研究を支える。世界を舞台に科学技術の分野で活躍できる人材の輩出と地球規模の課題を解決する研究成果で社会に寄与し、長期目標の「世界最高の理工系総合大学」実現を目指す。詳しくはhttps://www.titech.ac.jp/及びhttps://www.titech.ac.jp/education/stories/ai_education.htmlをご覧ください