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　アルプスアルパイン株式会社（TOKYO 6770、代表取締役社長:栗山 年弘、本社:東京、以下「アルプスアルパイン」）は、株式会社アサヒ(群馬県安中市 代表取締役社長 岡安 明彦、以下「アサヒ」)の株式を追加取得し同社株式の39.9%を保有することにより、更なる連携強化を図り車載事業および将来に向けたIoTなど新規事業の拡充を目指します。

　アサヒは1961年に創業し、これまで車載オーディオ・電装品を中心に高水準の製品を設計・開発・製造してきました。アルプスアルパインは、2015年5月にアサヒの株式の18.9％を取得し同社と業務提携契約を締結。以降、人材交流をはじめアルプスアルパインが持つ品質評価技術など経営資源の有効な補完関係を構築し両社の事業拡大に取り組んでまいりました。

　アルプスアルパインは、この度、一部株主との間で同社株式の一部を譲り受けることを2020年7月に合意いたしました。当社は、この追加取得によりアサヒ株式の39.9%を保有し、これまで構築してきた業務提携関係をより一層加速させるとともに、同社が持つきめ細やかな生産対応力を生かした車載関連ビジネスの強化に取り組んでまいります。また、本件の株式取得完了後、アサヒは当社の持分法適用会社となる予定です。

　尚、本件に関しては公正取引委員会による審査終了を株式取得の条件としています。